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異物誤飲
本来飲み込んではいけない物を口に入れて飲み込むことを「異物誤飲」といいます。
生後4〜5ヶ月になると手で何でもにぎるようになります。
手当たりしだいに物をにぎり、その手を口にもっていきます。
異物誤飲の中で、一番危なくて頻度の多いものはタバコです。
タバコにはニコチンが入っており、これが体に大変有害です。
豆類も危険で、有名なのはピーナッツです。のどにつめて窒息したりすることがあります。
イクラものどにつまることがあります。
おもちゃの部品や、ビ二―ルを飲み込んだりすることもあります。
食道から胃までいけば、たいがいは便と一緒に体外にでますが、気管につまると窒息したり、肺につまり膿瘍(膿のかたまり)になることもあります。
子どもの手の届くところには、危険なもの・口に入れてしまいそうなものは置かないようにしましょう。大人には想像もつかないことを子どもはします。
誤飲してしまった時は、念のため、かかりつけの小児科医に相談しましょう。