■こんな時、どうする?〜症状の解説〜
> 咳、ぜーぜー、ヒューヒュー|子供の下痢|子供の発熱|熱性けいれん|溶連菌感染症|RSウイルス |マイコプラズマ感染症|ノロウイルス性胃腸炎|先天性風疹症候群|川崎病|乳児良性直腸出血|ヒトメタニューモウイルス感染症
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RSウイルスによる細気管支炎
RSウイルスによる細気管支炎は、2才以下、特に6カ月〜12カ月の赤ちゃんによくみられます。
冬から春先に多く、潜伏期は4〜6日間、鼻汁、咳が2〜3日続いたり、ゼーゼーいい、呼吸が多くなり、陥没呼吸、食欲低下、チアノーゼなどの症状がみられます。呼吸が一時的に止まることもあります。
発熱は軽いことが多いです。
全身症状として、興奮したり、ぐったりしたり、けいれんなどもあります。
通常は2〜3日で治ることが多いが、3カ月未満の赤ちゃんや基礎疾患のあるお子さんはリスクが高いです。
胸部のレントゲンで異常な影がでたり、鼻汁によるRSウイルス抗原迅速検査で診断ができます。
リバビリンという特効薬がありますが日本では使用できません。
喘息や喘息性気管支炎との区別が難しいとされています。
RSウイルスに対するワクチンで「シナジス」という注射もありますが、通常日本では未熟児にのみ接種されています。