妊娠・出産から育児まで、プレママ&プレパパ、新米お母さん&お父さんの情報源。富山・石川・福井の育児・子育てサポート情報満載♪
【1】知っておきたい病気の知識
【2】皮膚のトラブル
【3】耳・鼻・のどの心配ごと
【4】赤ちゃんの歯
【5】赤ちゃんの目
【6】応急手当て
乳幼児に多い病気
病気と闘いながら身体を強くして成長していくもの
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この時期は
ほとんどが感染症によるもの。感染経験が少ないので、ウィルスや菌に出会うたびに様々な症状が出ます。
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突発性発疹(とっぱつせいほっしん)
6ヶ月頃からお誕生までに、たいていの赤ちゃんがかかる
病気です。
症状
●
突然高い熱が出る。
●
高熱のわりに赤ちゃんは元気。
●
あまり心配のない病気。
●
3〜4日で熱が下がると全身に赤い発疹が出る。
おうちでケア
●
生まれて初めての発熱が、この病気だったという赤ちゃん
が多い。
●
安静にさせ、水分補給を忘れずに。
●
中には下痢をしたり、機嫌が悪くなったり、食欲が落ちる事
もありますが余り心配要りません。
●
熱が4日以上下がらないときは、他の病気の可能性もある
ので要注意です。
●
解熱剤は使った方がいい?
●
熱が高くてミルクが飲めない、眠れないというような場合には、解熱剤を使ったほうがいいですが、高熱でも比較的機嫌がよく、食事もとれ、よく眠れることが多い突発性発疹では、基本的には解熱剤を用いません。
ただ、個々の症状によってその判断は違ってきますから、使うときはかかりつけ医とよく相談することが大切です。
A熱性けいれん(ねつせいけいれん)
かぜや、はしか、突発性発疹などの時、急な高熱などでけいれんを起こします。
症状
●
全身がふるえ、けいれんを起こし、意識を失うこともあります。
●
熱のあがり始めによく起きるのが特徴
●
生後6ヶ月〜5才位迄に起こることが多い。
●
初めてけいれんを起こしたときには必ず受診しましょう
おうちでケア
●
ゆすったりせず、服をゆるめて呼吸をしやすく 横向きに寝かせる。
●
10分以上続く時、熱がないのにひきつけた時、けいれんが左右のどちらかだけだったり、一方から広がっていく
時は、すぐに受診を。
●
症状をメモする。窒息の危険があるので、割箸を口にかませない。
B手足口病(てあしくちびょう)
夏風邪の一種で、文字通り手、足、口に小さな水ぶくれのようなものができる病気です。潜伏期間は3〜5日間。
症状
●
口の中に白いボツボツができて痛がる。
●
手のひら、足の裏に水ぶくれのような発疹が出る。
●
時には脚やおしりに発疹が出る。
●
熱が出ても1〜3日で下がり発疹も4〜5日で消える。
●
あまり心配しなくても大丈夫。
おうちでケア
●
口の中の水泡で、痛くて食べられなくても、水分補給はしっかりと。
●
お風呂は熱がなく、元気ならばOK。
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Cはしか(麻疹 ましん)
38〜39℃の高熱で始まり、鼻水や咳などの風邪症状や目やにが見られます。
熱が一時的に下がったあと再び上昇すると共に、淡紅色の発疹が顔や首に現れ全身に広がります。乳幼児がもっとも多くかかります。
●
中耳炎、肺炎、脳炎を合併することがあり、日本では年間数十人の子供たちが
はしかで亡くなっています。
●
感染力の強い病気です。保育所など集団生活で広まります。1歳を過ぎたら早
く予防接種を受けましょう。
D夏季熱(かきねつ)
体温調節が未熟な4ヵ月〜8ヵ月の赤ちゃんに多くみられ症状は熱だけですが、熱の出方に特徴があります。
症状
●
夜半から熱が出て明け方高くな
り、午後には平熱になる。
●
高温多湿の時期に多く、夏の間
中この症状が続くこともある。
おうちでケア
●
部屋を涼しくする、水分補給をす
るなどに注意をしましょう。
E腸重積症(ちょうじゅうせきしょう)
腸の一部が隣り合った腸の中にはまり込む病気で、生後3・4ヶ月から1・2歳位の時期に起こしやすい。
症状
●
突然、激しく泣き、5〜15分おきに繰り返す。
●
嘔吐が始まり数時間後には、いちごジャムのような血便が出る。
●
脚をお腹に引き付けるように縮めて3〜4分苦しむ。
おうちでケア
●
一刻を争うので、気付いたら至急病院へ行く。
●
24時間以内に浣腸を行えば緊急手術はなしで元に戻る。
●
基本的には発症から24時間以内に専門医の適切な処置を受ければほとんどは無事もとに戻ります。
●
原因不明で、1度かかると再発しやすいとも言われています。
Fロタウイルス性下痢病(白色便性下痢病)
ロタウィルスが原因で冬に流行する急性胃腸炎です。脱水症状が一番こわい
病気。
症状
●
激しい嘔吐と下痢便の色が次第に薄くなり、米のとぎ汁のように白く水っぽ
く、すっぱいにおいがする。
●
脱水症状を起こすことが心配なので、嘔吐が続くようなら早目に受診します。
おうちでケア
●
重症化しなければ1週間程で治ります。
●
受診の際には、便をおむつごと持っていきましょう。
●
イオン飲料で水分補給を。
●
ミルクや牛乳で吐いても、湯ざましやお茶では、吐か ないことが多い。
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●
病気のときの食事
●
基本は水分を多く、消化の良いものを。離乳食時期は直っても1段階戻って様子を見ながら進めます。
熱
があるとき
水分を十分に、消化のよいおかゆや汁物、スープなどを。果汁やりんごのすりおろしなどで、ビタミンを補給を。
嘔吐
があるとき
水分の補給を最優先、食事は吐き気がおさまってから。少しずつ、様子を見ながら与える。
下痢
のとき
脂肪や繊維の多い食品は避け、おかゆや煮込みうどんなど水分の多い消化のよいものを与える。ミルクや牛乳は控えめに。
咳
が出るとき
水分が多く、口あたりのよいものを。すっぱいものや、パサパサしたものは、せきを誘発することがあるので避ける。
●
予防接種を受ける前の3つのチェックポイント
●
体のチェックポイント
●
前夜と当日の朝、必ず熱を測ります。37度以上ある場合は、医師に相談してから接種を。
●
鼻水やせきが出るなど、かぜの症状がないかチェックします。元気はあるか、顔色は良いかなどのチェックも忘れずに。
●
下痢はしていないか。
●
アレルギー体質でないか。
●
ひきつけを起こしたことがないか
前日のチェックポイント
●
お風呂に入って、体を清潔にしておきましょう。
●
体調を整えるため、早めに寝かせましょう。
●
ママは、問診票の記入を忘れずに。
接種後のチェックポイント
●
いつもと同じように機嫌が良いか。
●
熱が出たり、下痢やひきつけ、けいれんを起こしていないか。
●
赤ちゃんの様子をよく観察し、変わったことがあれば、すぐ医師に診てもらいましょう。
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BABY DIARY
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●
赤ちゃんから幼児へ転移期です。
赤ちゃんから本格的な幼児へ変わるこの年齢は、身長、体重が順調に増え、体重は生まれたときの約5倍に。
身長では個人差が10センチ近く出てくることも・・・。
また、走ってもめったに転ぶことがなくなったり、片足立ちやうさぎ跳びができるようになります。
手先の動きも発達して、パンツの上げ下ろしができ、おはしが使えるようになります。
●
情緒が豊かになり永久記憶ができます。
3歳児では喜怒哀楽のほか愛情、憎悪、損得、嫉妬など複雑な感情も育ち、情緒豊かです。
自発性が順調に発達すると、ときには「ママのバカ」などと悪口を言うことも・・・。
その半面、愛する心が芽生え、ペットなどをかわいがります。また、永久記憶が始まり、傷つくような言葉や恐怖感を植つけると長く心に残ります。
楽しい思い出をのこすように心がけてあげましょう。
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CHECK POINT !
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●
おむつがとれる。
●
友達と遊べるようになる。
●
走れるようになる。
●
ごっこ遊びをする。
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