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入院中の過ごしかた
ゆっくり休んで、退院後の生活に備えましょう。 |
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■休養と栄養を充分に |
出産後、病院ですごす1週間は、体力の回復のためにゆっくり休みましょう。退院すると、赤ちゃんの世話が始まりますから、この時期に休養と栄養を十分とっておきたいものです。
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出産当日
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●出産直後は、疲労回復のため、十分に休養をとる
気持ちがたかぶってねむれないことが多いので、
睡眠薬をもらってもよいと思います。
●出産後2、3時間は産婦の状態を観察するため、分
娩室で休みます。あお向けに寝て、できるだけ安静
にしています。
●悪露の交換や消毒、排泄も寝たままで、助産師や
8時間くらいで歩行するようにしているところ多くなっ
ていますが、最初起きたときはふらつくことがあるの
で注意してください。
●面会は、夫や家族だけにしてもらいます。 |
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第1日目
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●起きて歩くことができますので、トイレに行って自
分で排尿しましょう。
●悪露の手当ては自分でします。
●医師の回診があります。子宮や悪露の状態、
体温、脈拍、排尿便の回数チェックを受けます。
これらの検査は、退院するまで毎日行われます。
●乳房の張り、乳首のぐあいをみてもらいます。助
産師による授乳のしかた、乳房マッサージの指導
があります。
●医師の許可が出たなら、軽い産褥体操を始めま
す。
●異常がなけれぱ、きょうからシャワーが使えます。
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第2日目
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●経過が順調なら、朝から夜就寝前まで赤ちゃんは病室に
きます(母児同室の場合)。
●このころから、お乳が張ってきます。栄養価が高く、免疫抗
体がふくまれていますので、ぜひ飲ませましょう。
乳房のマッサージを積極的に行います。
●おむつ交換の指導を受け、早くマスターしましょう。
●貧血の検査を受けます。 |
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第3日目
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●きょうから赤ちゃんは、終日同室となります。(母児
同室の場合)
●きょうまで排便のない人は、浣腸をしてもらうか、下剤
を服用します。
●哺乳量を測定し、母乳が足りているかどうか、医師、
助産師に相談しましょう。
まだ授乳量は平均130mlくらいで、必要量には足リま
せんが、出が悪くても吸わせるようにします。
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第4日目
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●沐浴や育児、授乳、家族計画、必要な人には
調乳など、退院後の生活についての指導があ
りますので、必ず受けましょう。
●会陰切開をした人は抜糸します。抜糸すると
痛みがぐんと少なくなります。
●悪露は褐色になり、量も減ってきます。 |
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第6日目
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●退院時に必要な赤ちゃんの衣服を用意します。
●わからないことは今のうちに医師、看護師に聞いておき
ましよう。 |
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第7日目
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●退院は、なるぺく日中の気温の安定した時間帯
にします。
●荷物や赤ちゃんもいますので、夫か家族の人に
付き添ってもらいましょう。帰るときは、車かタクシ
一を利用。
●帰宅してすぐに赤ちゃんを寝かせるなど、生活が
できるようになっているか確認しましょう。
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※施設により入院日数や内容は色々です。 |
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■赤ちゃんの一週間 |
入院中の約一週間は、生まれたばかりの赤ちゃんが、自分で呼吸し、自分のカでお乳を吸う生活へと、大きな変化に順応していくたいせつな時期です。だいたい、次のような一週間を過ごします。 |
誕生当日
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第1日目
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●産湯をつかり、ママと対面したら、新生
児室で休みます。
●ビタミンK2シロップを飲みます。 |
●胎便が出ます。8時間前後から授乳
を開始します。まだにじむ程度位しか
出ませんが、初乳を飲ませるのは大
切なことです。 |
第2日目
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第3日目
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●母児同室なら、日中はママの部屋に
行きます。
●ママのお乳を飲みます。(初乳) |
●母児同室なら、今日から終日ママと
同じ部屋で過ごします。
●皮膚が黄色くなり(新生児黄疸)、体
重が誕生時より少し減ります(生理
的体重減少) |
第4日目
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第5日目
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●乳汁分泌量が少しずつ増え、30〜40
mlくらいになります。 |
●新生児科の退院診察を受けます。
●先天性代謝異常のスクリーニング検
査はこのころ行います。
●ビタミンK2シロップを飲みます。 |
第6日目
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第7日目
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●このころからへその緒が落ちます。 |
●ママと一緒に退院。赤ちゃんにとって
は初めての外出です。 |
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ビタミンK2シロップとは? |
赤ちゃんは血液を凝固させるビタミンKを体内で作ることができないため、出血を起こしやすい生後数日と1ヶ月頃シロップで補給して、頭蓋内出血などを予防します。 |
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■赤ちゃんのお世話の仕方をマスター |
●授乳の仕方
母乳の上手な飲ませ方
●おむつの替え方
当て方や、拭き方のコツ、替えるタイミングなど
●沐浴の仕方
沐浴の手順、着替えの準備、仕方、へその緒の処置
●ミルクの作り方
作り方、飲ませ方、哺乳瓶の管理の仕方
●退院後の生活について
ママの体の回復や赤ちゃんの成長、1ヵ月健診のことや次の出産の間隔など、受胎調整などの
家族計画について
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