■こんな時、どうする?〜症状の解説〜
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先天性風疹症候群
先天性風疹症候群は昨年、流行した病気です。風疹に免疫を持たない女性が妊娠した場合、風疹ウイルスが胎内感染し胎児に病気を引き起こすことをいいます。胎児に感染する確率は妊娠11週以前の罹患で80%、12〜16週で約50%です。感染した胎児における先天性風疹症候群の発生率は、11週以前の罹患ではほぼ100%、12〜16週では約50%だそうです。
症状は出生時には低出生体重、血小板減少、肝臓や脾臓のはれ、黄疸などです。
新生児期には難聴、先天性の心臓病、白内障、精神発達の遅れ、発育の遅れ等があります。
妊婦さんに感染させないためには社会全体が免疫を持つ必要があります。男性もワクチンにより免疫をつけていく必要があります。