■こんな時、どうする?〜症状の解説〜
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ヒトメタニューモウイルス感染症
生後6ヵ月頃から3歳位のお子さんに多い呼吸器感染症です。症状は咳、発熱、鼻水などですが、熱が出ないこともあります。さらに、ぜーぜー、ヒューヒューという喘鳴、呼吸困難になることもあります。気管支炎、肺炎等を合併することもあります。ヒトメタニューモウイルスはRSウイルスの親戚のウイルスと言われています。3月から6月は特に多い季節です。日本でも2年位前から迅速検査ができるようになりました。基本的には対症療法をします。ウイルスなので抗生剤は効きません。飛沫感染ですから、手洗い、マスクは必要です。
子供の呼吸器感染症の5〜10パーセント、成人の呼吸器感染症の2〜4パーセントの原因と言われています。乳幼児、高齢者では重症化することもあります。